4月27日 (土) 土作りと施肥について 土作りは炭素循環農法を使い団粒化 (炭素循環とは詳しいサイトが沢山ありますのでここでは詳しく述べませんが オガ屑などのチップとキノコ廃菌床の糸状菌を利用する農法です) ※無肥料・無農薬栽培と謳っていますが実際は木質チップなどからの養分を使う栽培ですので 自然農法で言う不起耕・無農薬・無肥料とは違いますが入りやすい農法だと思います 私たちが作る微生物により発酵分解した液体を与えることと基本的に変わりませんが 個体であることと土の中で発行させることで団粒化が更に進むメリットに魅力があります キノコ廃菌床稲わら堆肥は従来通り無料で頂け 炭素資材の調達はプレカット工場経由のオガ屑と 県北の製材所から無料で頂けますから大変経済的な土作りになります 施肥養分はチップを糸状菌が分解して作物へ渡しますが自然任せは気温や湿度などにより 菌の動きが不規則ですので生産サイクルを安定させるため 不足分およびバラツキの調整は自家製の酵素発酵養液にて行い 発酵液での効率の良さから最大限の減肥を行います (慣行比2%が目標) ※NPK各20K/10aを慣行として 写真は新畑で前作の残肥はなく、元肥無しで播種後、酵素発酵養液だけ使用した 慣行比5%程度の施肥ですから目標達成(2%)は可能だと感じます ほぼ無肥料に等しい状態は 肥料の少なさから、病気、虫害など全く見られず、葉色も濃く 生育も良好です ただし、草も元気で勢いが止まりません 潅水のムラが多少気になりますが、炭素循環は基本無潅水ですので問題なくなると思います (自力で作物が吸い上げるだけの水持ちの良い、且つ排水のよい土壌になります) http://freett.com/tenuki/etc/home.html 自然農法は多少宗教がかっていますが、学びも多いかと思われます |