7月22日 (木)  飲食業用(業販)ネギに於ける現状と今後の展開

2010年長引くデフレ不況の影響で、外食産業の競争激化、コスト削減の為
国産青ネギから輸入物(中国産)に切替や、その他諸事情から
国産青ネギでカット葱にされる業務用ネギの業者間通年単価が急激に値崩れ

争う気は聊かも有りませんが、況して中国産や安値競争で勝てる筈も無く
低価格競争に参加となると「安全で美味しい青葱づくり」の発想や観点から離れてしまいます
従いまして、2010年春の作付けから速やかに業務用ネギの栽培圃場および作付計画を大幅縮小

現在の取引先のみの必要数量を限度として、今後の生産体系の見直しを行いました
作付けの組替による新ローテーションは本年度秋採りより反影します
大幅な見直しで、生産均衡が崩れますが、重要な秋・冬作まで残された時間は僅かです
今後は生き残りを掛け、大量生産から品質の向上へと視点を変え努力していきたいと思います