Diary 2014. 6
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6月1日 (日)  排水対策

西山地区の排水整備が今季のメインですが
田の圃場は粘土質です
田を深く掘削して盛土をします
山裾に近い場所は山土を切り崩し盛土
田の強粘土質には播種可能範囲まで
有機物(籾殻、糸状菌稲藁堆肥)を投入
新規盛土後は雑草対策のため土壌消毒を行います

掘削盛土で周囲の田が満水でも
水位+低い場所で30cm〜高いところは80pを
維持出来るようになりました


6月4日 (水)  梅雨入り

4日11時に、広島地方気象台は
「中国地方が梅雨入りしたとみられる」と発表。
平年(6月7日ごろ)より3日早く
昨年(5月27日ごろ)より8日遅い梅雨入り

記録的な暑さの5月から突然の梅雨入り
ようやく涼しくなります

圃場の盛り土、排水対策も終わり
河川敷からのハウス撤去移設も粗方終了

さあ今年も梅雨入りしましたが
昨年2度の大水で酷かった水害
今年は水害対策を徹底的に行い
河川敷から撤退しましたが
さてさてどうなることでしょう


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6月7日 (土)  新規契約栽培

販売店様の要望で本年から
育苗を始めることになった
単価数量契約、全量買取である
短期勝負にしては単価がよい

喜んでもらえるよう
品質の良いものを作りたい
慎重に取り掛かることにします


6月12日 (木)  田植え

今年も田植えシーズンです!
昨年食感と味が好評でしたので
活性液での苗代から始まり栽培もやります
田植え機の操作は年に一度の事で
なかなか慣れるまでに時間が掛かってしまいます
今年は操作マニュアルを作りました 笑

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6月13日 (金)  プラダン通い箱・ケース

通い箱の定番
プラスチックダンボール
軽くて丈夫です

数あるカラーの中から
うちはグレーを採用

値段は約8倍位ですが
使用回数は無限に近く使えます(笑)

写真のネギは
播種から収穫までの総量で
窒素系活性液300cc/a
燐酸系活性液200cc/a

通常の慣行栽培で肥料成分としてNPK各2000g/a〜3000/aですから
活性液内肥料成分25g程度として慣行比率は約1/100程度です
(圃場によりまだまだ少なく上記の半分以下のところもあります)
100分の1と言いますと、99%減ですから
夏場の肥料は殆ど不要の無肥料栽培となりますね

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6月20日 (金)  今年は空梅雨?

今年は変則型エルニーニョで西日本猛暑北日本冷夏の予報
6月は空梅雨で雨が降りませんね
7月は雨が多い予報
梅雨明けは西日本猛暑の予定
最近の梅雨後半は激しい雨で水害も多いです
今年は水害対策も終え、静観できます
夏場のネギも上々で良い傾向であります

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6月23日 (月)  アントシアニンについて

酸性土壌に見られる
時折あるネギの根が赤くなる現象について
原因は以下の通り

@土壌が酸性である、アルカリ性の場合アントシアニンは赤く発色せず真っ白である
A土壌の金属物質(鉄、アルミなど)が発色をさせる場合がある
B糖分による発色 活性液内の糖蜜など糖分が多少影響
C気温が高温時はアントシアニンが赤く発色しやすい

防ぐ方法として
酸性土壌を中和、アルカリ性資材など
気温の高い時期は活性液等の糖分を含んだものを控える

アントシアニンについては既に研究結果が発表されています

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6月26日 (木)  慰労会

今年は5月が過去最高の気温と6月は空梅雨で
連日気温が高い日が続いています

春から排水対策と出荷に追われ
7月を前にして一先ず一段落しましたので
職場の皆でビアホールへGO

-1.8度の黒ビールをたらふく頂き満足の
慰労会となりました(笑)

毎日お疲れ様です また明日から頑張りましょう

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6月27日 (金)  冷夏予報覆し平年並みに 気象庁3カ月予報

気象庁は7〜9月の天候予報を発表
エルニーニョ現象による北日本の冷夏が予想されていたが、
フィリピン付近の海面水温が高くなる影響で
気温は全国的にほぼ平年並みになる

結論 いつも言いますが夏は暑いもの

そろそろ7月ですが本当に雨が降りませんね
曇りが多い天気予報ですが殆ど晴れます(笑)

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6月29日 (日)  研修会

カットネギでお世話になっています 焼肉屋さんのオーナーさまの紹介で同行して
赤磐市是里へ有機栽培無農薬の先生にお会いする機会があり
お話を伺いに組合メンバーで行って来ました

メタン菌による発酵液肥のみで栽培されており
ネパールへ農業指導に20数年継続して行かれています
有機無農薬での草処理、病虫害の事
ほとんど無肥料に近い栽培で肥料が多いと不味くなる事
ph調整EC調整など多くの共感があり大変勉強になりました

お忙しい中時間を割いて頂きありがとうございました

写真 メタン菌発酵槽 天然の地下冷蔵庫

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